24 October 2012

shimajiro


数年前の話。

ランチのあと隣の駐車場の塀に座って一服しながら

道行く人を観察するのがお気に入りだった。

ふと視線を感じ辺りを見回すと

斜め45度からしまじろうが私に視線を向けていた。

しまじろうと呼ぶにはスマートすぎる彼女を

もっとふさわしい名で呼びかけようと考えあぐねてみたのだけど

結局のところ、私の中で彼女はしまじろうだった。

センスのなさを否めないにしろ

彼女であると感じたのも

しまじろうと呼びかけてしまったのも

ほぼ同時。


しまじろうとはすでに友達になれた気がしたので

なにかお裾分けしたかったのだが

なにもなかったのでしょうがない、手招きしてみた。

近寄ってきたら何かいいことある。と心で念じながら。

しまじろうは一瞬ぴくりとしたっきり微動だにしなかった。

それでも、優雅さの中に時折みせる愛くるしい仕草を眺めていると

いいことありそうな気がした。



独りよがりなコンタクトの最中学んだこと



招きはしてもそうやすやすと招かれない!

さすが猫にゃん。